名古屋フェスティバルのご報告

10月21日(土)の名古屋フェスティバルには17名のご参加がありました。
皆様の自己紹介から始まり、里子のビデオレターを映したり、ビンゴ大会、バザー品の販売など和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。
そして、ご参加いただきました井上様からは以下の素敵な文章を寄せていただきました。
ありがとうございました!

聖心教会 井上様より

中東:エルサレム・シリア・レバノン アフリカ:チュニジア・エチオピア…今春、復活祭ミサ後にフランシスコ教皇が’特別に祈りを’と全世界に呼びかけた国リスト。付箋でカードに貼り付けて祈り始めた見知らぬ国の1つ、エチオピアが、2か月後にはNGOエスナック教育里親グループを通じて、自分の里子Yくんの暮らす縁ある国となり。さらにその4か月後、10月22日には、名古屋エスナックフェスティバルが開催される幸運に恵まれて!郵便事情が悪く届かぬまま戻って来た7歳の誕生日カードを残念に思っていたところ…何とYくんからのビデオメッセージが私宛てに。里親になってすぐ送られてきた写真の彼は幼さの残る体形で、緊張からか表情は硬く。それに比べビデオに映るYくんは、はにかみ気味ながらも明るい少年。隣に寄り添うシスターに大事に肩を抱かれ、2年前に父親を亡くし大変な時期を過ごしたこと、今はカトリック学校に通い無事に2年生を修了したこと、お母さんもまた里親の私にとても感謝し、共に私のために祈っていることを伝えてくれました。他にも、インド、バングラデシュ、それにケニアの子どもたちが、それぞれのビデオレターで参加の里親さんたちをとても喜ばせました。スタッフから、現地の過酷さにもかかわらず無邪気で活発な子どもたちの様子を聞き、また、民芸品などバザーの品々を手に取りながら、参加者(里親でない方々もウェルカムでした)同士、初めましての出会いも徐々に打ち解け、ラストはビンゴで大盛り上がり。

「与えるだけの一方向の援助ではなく、分かち合えるものをお互いが差し出す双方向の援助をモットーとするエスナックらしさって、こういうことか!」秋晴れの名古屋に、エチオピア、インド、バングラデシュ、ケニアの風が確かに感じられた昼下がりのひとときでした。

’次回、名古屋エスナックフェスティバルに、乞うご期待’